« パンズ・ラビリンス | メイン | オーシャンズ13 »

2007年7月 2日 (月)

ファウンテン 永遠につづく愛

晴乃の総合評価:2.5(5点満点)

『ファウンテン 永遠につづく愛』

「愛する女性を救うため、一人の男が永遠の愛を捜し求める一大叙事詩」というだけあって、良く言えば「芸術は爆発!!」、悪く言えば「超難解!!」
インディペンデント映画『π<パイ>』で高い評価を受けたダーレン・アロノフスキー監督の、複雑な頭の中を覗く感覚です。
宗教色が非常に強い作品なだけに、日本人にはなかなか受け入れにくいのでは?

監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ヒュー・ジャックマン/レイチェル・ワイズ/エレン・バースティン

『ファウンテン 永遠につづく愛』
配給:20世紀フォックス
公開:2007年7月14日
劇場:銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開
公式HP:http://movies.foxjapan.com/fountain/


【ツッチーのひとこと言いたい!View】


現実の世界と本の世界、そして伝説の世界という3つの時間軸から構成されているストーリー展開をきちんと把握する事が、この映画を攻略するための第一歩。
さらに、キリスト教が根幹にあり、聖書の創世記からアイディアを引用し脚本が書かれているというエピソードからも、日本人には難解に感じてしまうかも。万人受けする作品ではないですね。

愛する妻を病から救いたい一身で、特効薬の研究に没頭する医者トミー(ヒュー・ジャックマン)には、自らの運命を受け入れ残された時間を夫と過ごしたいと願う妻・イジー(レイチェル・ワイズ)の気持ちが届きません。そこに、妻の書いている本と伝説の世界が絡み合っていくわけですが、コンセプトとしては、非常にシンプル。

「肉体的な死が永遠の死ではない」ということ。さらにいえば、「肉体的に生き続けることが愛を永遠にすることではないんだ」というメッセージを読み取る事ができます。
ただ後半にすすむにつれ、コンセプトを超越し、独断的と言わざるをえないシーンが次々と現れます。アロノフスキー監督は、「映画を観ている間、僕はどこかに連れて行ってほしいと願う」と語っていますが、この映画で表現される世界観は、観客を別世界につれていくための熱い演出ではなく、“取り残された感”がいっぱいに広がります。個人的には、制作者側との温度差を感じてしまいましたね。

今作がきっかけで、レイチェル・ワイズと結婚した監督。結果的には、レイチェルにたいしての「一大叙事詩」であり、「壮大な愛の物語」になったのかもしれません♪


【English Expression View】

映画が生死に関わる内容なので、シリアスな言葉が多かったですね。

I won’t let you die.
死なせはしない

Don’t worry, would be all right.
大丈夫、すぐ善くなるよ

May I have a word with you?
ちょっと話があるの

I concerned.
心配なのよ

You are losing perspective.
あなたは判断力を失っている

I’m stargazing.
星を見ているのよ

What do you think you are doing?
どういうつもりなの?

I’m not afraid anymore dying.
もう死ぬ事がこわくないわ

We will live forever.
一緒に生き続ける

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/306383/12962010

ファウンテン 永遠につづく愛を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

最新映画ナビ

最新映画ナビ関連ブログ

2011年12月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31