クィーン

『クィーン』
今年、今作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。歩き方、指先、顔のしわまでもが計算しつくされた、完璧なまでのエリザベス女王の姿に、思わず絶句!
監督:スティーヴン・フリアーズ
出演:ヘレン・ミレン/マイケル・シーン/ジェイムズ・クロムウェル
『クィーン』
配給:エイベックス・エンタテインメント
公開:2007年4月14日
劇場情報:シャンテシネ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
公式HP:http://queen-movie.jp/

エリザベス女王と英国王室をこんなにも身近に感じる作品が、かつてあったでしょうか? ダイアナ元妃の事故死後、エリザベス女王は公に姿を見せず、長い沈黙がありました。その時、女王は……? そんな真実を映し出した作品。
脚本家のピーター・モーガンは英国王室に近い筋からの証言を丹念に集め、出来る限り事実に忠実に再現することを努めたのだそうです。その精魂こめたシナリオは、王室と私たちの距離を縮める立役者になっています。
一国の象徴である女王も、一人の血の通った人間であり、嫉妬や怒りという生身の人間の感情があること。孤独感、疎外感と向き合いながら、それでも常に平然を装い、威厳を保たなければならないこと。そんな特権階級の人間にしか味わうことがない苦悩を、私たちも一緒になって感じることの出来る作品なのです。同じ目線に立ち、敷居の高さを感じない、かといって皇室としての品格や尊厳は保たれているという点も、配慮がなされていて素晴らしい!
印象に残ったシーンは、エリザベス女王が、着ているセーターで眼鏡を拭くシーン。私たちの日常でもよくやる行動ですよね。ごく普通のことなのに、女王が同じことをしているシーンは、やっぱり親近感がわく効果的な描写。そして、フィリップ殿下がエリザベス女王を「キャベツちゃん」と呼ぶシーンに、思わず頬が緩みます。髪型を形容しているのでしょうか? (笑)
ダイアナ元妃の死が、英国国民にとってどれだけ深い悲しみだったか知る映画でもあります。国民の行き場のない悲しみが、次第に女王への強い風当たりに変わり、一人矢面に立たされるエリザベス女王。しかしそれでも凛としてテレビカメラの前に立つ姿に、君主としての偉大さを感じずにはいられません。

Please do sit down.
おかけになって
doをsit の前に置くことで、「どうぞ」の意味を含みます。より丁寧な言い方。
A.S.A.P
出来る限りはやく!
as soon as possible の略。会話の中で、普通に出てくるから面白いですね!
Well, well, well
とんだことだなぁ。
「落胆」「驚き」などのニュアンスを表しています。イントネーションにも注意!
God bless you.
神のご加護を!
「(God) bless you!」くしゃみをした後にもこの言葉を言う習慣がありますよね。
May I say how very sorry I am?
おくやみを申し上げます。
もっとも美しいお悔やみの言い方の一つです。
I've never been hated by them before.
あんなに憎まれるのは初めてだわ。
エリザベス女王が言った言葉。






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