ジェームズ・ボンド、新作ではビールを注文
新作『007 スカイフォール』で、ジェームズ・ボンドがトレードマークのウォッカ・マティーニでなく、ビールを注文するようだ。アドエイジ誌によれば、ハイネケン USAが同社のビールの使用を許可したため、現在007を演じているダニエル・クレイグは、劇中でいつものお気に入りカクテルではなく、ハイネケンを注文するとのこと。さらに、同作でメガホンをとるサム・メンデスがコンサルタントを務め、広告会社ワイデン&ケネディ・アムステルダムが制作する同社のテレビCMにもダニエルは出演し、世界中で放映される予定だ。ダニエルはこの他、ハイネケンの特別パックでもスパイの姿で登場するという。ハイネケンUSAのマーケティング主任はアドエイジ誌に対して「(ジェームズ・ボンドは)弊社にぴったりです。男の中の男の象徴ですから」と起用理由を説明した。ウォッカ・マティーニは007の定番として定着しており、劇中ボンドが「ウォッカマティーニを。ステアせずにシェィクで」と注文するシーンは有名だ。この表現は、イアン・フレミングの原作中では1956年の「007 ダイヤモンドは永遠に」で初めて登場し、映画では初代ボンドのショーン・コネリーが『007 ドクター・ノオ』でマティーニを注文して以来、象徴的な台詞となっている。このニュースにより、早くもボンドファンからは怒りの声が寄せられているようだが……。『007 スカイフォール』は、日本で12月1日公開予定。
11月3日、ロンドンで記者会見が行なわれ、「007」シリーズ最新作の詳細が発表された。噂されていたとおりタイトルは『Skyfall』で、サム・メンデス監督によると、ロンドンの官庁街をはじめ、スコットランド、トルコ、上海などを舞台にし、アクション満載の作品になるという。さらに役柄の詳細については明らかにしなかったものの、レイフ・ファインズとアルバート・フィニーが出演することも発表された。M役でおなじみのジュディ・デンチのほか、ナオミ・ハリス、新ボンドガールに選ばれたベレニス・マーロウ、悪役のハビエル・バルデムなどの出演者にメンデス監督は感激しており、一方でボンドを演じるのが3度目となるダニエル・クレイグは、参加するスタッフの面々にご満悦の様子。会見後早速撮影に取り掛かるという『Skyfall』は、海外で2012年10月26日に公開予定となっている。


