『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーが死去
『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーが死去した。75歳だった。母国オランダの自宅で息を引き取ったという。先週、病状は不明なものの、体調を崩し他界、24日(水)に葬儀を執り行ったと代理人が明かした。80年代に『ブラインド・フューリー』『レディホーク』、そして最大の当たり役となったリドリー・スコット監督作『ブレードランナー』でのロイ・バティー役で大スターへと駆け上がったルドガーは近年、2005年の『バットマン・ビギンズ』や『シン・シティ』、さらには2017年作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』に出演していた。また年内公開予定だった『ヴィー2:ジャーニー・トゥ・チャイナ』にキャスティングされていたが、現在はポストプロダクション段階になっている。さらに、今年のクリスマスに放送を予定している『クリスマス・キャロル』をリメイクしたミニシリーズ『ゴースト・オブ・クリスマス・フューチャー』への出演が控えていたほか、今年1月に発売された『キングダム ハーツIII』ではマスター・ゼアノートの英語版声優を務めていた。今回の訃報に際し、ギレルモ・デル・トロやキッスのジーン・シモンズなど数多くの著名人から追悼の言葉が送られている。