レニー・ゼルウィガーがジュディ・ガーランドの伝記映画の主演に
レニー・ゼルウィガーがジュディ・ガーランドの伝記映画『ジュディ』で主演を務めるようだ。同作のメガホンをとるのはトニー賞にノミネートされた経験を持つルパート・グールド監督で、脚本は『ザ・クラウン』のトム・エッジが務めるという。映画の舞台となるのは代表作『オズの魔法使』出演から30年後の1968年で、ジュディがロンドンのナイトクラブでショーを行った5週間を軸に、事務所との不和や、5番目の夫となるミッキー・ディーンズとのロマンスまで描かれるようだ。ジュディは『若草の頃』や『スタア誕生』等、数々のヒット作にも恵まれてきた一方で、私生活では常に肉体面、精神面での問題を抱え、映画界からはもはや主演女優としての品格はなくなったと厳しく批判された。晩年までアルコール依存と薬物中毒に悩まされ、睡眠薬の過剰摂取により47歳の若さでこの世を去った。同新作では、ジュディの持ち歌が使用される予定で、2002年『シカゴ』のロキシー・ハート役でアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたレニーが見事な歌声をまた披露するのではないかと伝えられている。