20ヶ月間、すい臓がんと戦い続けたパトリック・スウェイジが、14日、家族に見守られる中、57年の生涯を閉じた。1987年に公開された『ダーティ・ダンシング』で人気の絶頂に立ったスウェイジのキャリアは、その後は下り坂だったが、2008年1月にがんが発覚してからも、化学療法を受けながらテレビ・ドラマ・シリーズ「The Beast」に出演し、がん撲滅運動などにも参加。やせ細る姿をメディアに見せながら、死期が近いことを否定し続け、復活への望みを忘れなかった。
スウェイジの死の知らせを受け、『ダーティ~』の共演者ジェニファー・グレイ、『ゴースト』のデミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグら多くの関係者からのコメントが寄せられているが、ウーピーは、「彼が出演するから、私も出演を決めたの。本当に素晴らしい人だった。『ゴースト』の彼のメッセージを忘れないわ。彼は、ずっと私たちのずっとそばにいてくれるわ」と、敬意と追悼の意を表した。
すい臓がんから立ち直り、テレビ・シリーズで復活を遂げたパトリック・スウェイジが、肺に合併症をひき起こしていることが明らかになった。激やせにも関わらず、化学療法が功を奏して順調に回復に向かい、死亡説を否定してきたスウェイジだが、肺の合併症で息が良くできない状態だそう。さらには、肺を取り除くなどの手術をして合併症を治さない限り化学療法を続けられないそうで、今度こそ命に関わる状態になるかもしれない。
ケイト・ウィンスレットが、ティーンエイジャーのころにパトリック・スウェイジに一目ぼれしてしまったことが明らかになった。14歳のときに『ダーティ・ダンシング』を見たというウィンスレットは、スウェイジの踊る姿にすっかり魅了されてしまったそう。いつかスウェイジが白馬に乗って自分を連れ去り、ビーチで一緒に踊れる日を夢見ていたそうだ。ちなみにスカーレット・ヨハンソンも同作のスウェイジに首っ丈だったようで、大スター女優の中に、まだスウェイジの隠れファンがいそうだ。
肺炎を患って緊急入院していたパトリック・スウェイジが、無事退院したことが明らかになった。すい臓がんを患いながら奇跡の復活を果たしたスウェイジは、現在米テレビシリーズ「The Beast」に出演中。順調な回復をアピールしているが、すい臓がんは発覚時に末期であることが多いため、1月9日に突然入院した際には、ガンが肺に転移したのではないかと噂されていた。しかし広報担当者の話では、咳が止まらなかったためスウェイジ自らが診察を希望。肺炎だったため入院し、現在は自宅療養しているそうだ。
すい臓がんを克服したと言われていたにも関わらず、アメリカの新聞に余命数ヶ月と書かれたパトリック・スウェイジが、反撃に出たことが明らかになった。スウェイジは、発見されたときには手遅れになることが多いすい臓がんを患ったにも関わらず、手術とがん治療が成功。現在もがんと闘いながら、見事テレビ・シリーズ「The Beast」に復帰しているが、「スウェイジは、あと数ヶ月の命と医師から伝えられ、死の覚悟が出来たようだ。家族にも別れを告げて準備を整えている」などと報じられ、激怒しているようだ。
余命数週間とも言われていたパトリック・スウェイジが、見事すい臓がんを克服し、順調に回復していることが明らかになった。広報は同報道を否定していたが、ヘビー・スモーカーである上に、すい臓がんは見つかったときにはほぼ手遅れと言われたほど。映画の出演も降板していたため、病状はかなり悪いと考えられていた。しかし、5月23日には、ジャック・ニコルソン、トビー・マグワイア、デビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、エヴァ・ロンゴリア、シルベスター・スタローンらと一緒にロサンゼルス・レイカーズの試合を鑑賞する元気な姿が目撃されており、一命を取り留めたようだ。
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