メリル・ストリープ、経営不振の学校に寄付
メリル・ストリープが、経営難の学校に1万ドル(約80万円)を寄付した。2月26日のアカデミー賞で主演女優賞を獲得したメリルは、ヴィオラ・デイヴィスからロードアイランド州セントラルフォールズにあるチャーター・スクールが閉校の危機に直面しているという話を聞き、同校に寄付をしたのだという。200人の生徒を抱えるSegue Institute for Learningは、セントラルフォールズで育ったヴィオラを代表してこれを贈りますと書かれたメモが添えられた小切手を、メリルのSilver Mountain Foundationから受け取ったと明かしている。メリルは今週他にもう1箇所、低所得世帯の高校生の大学進学を支援する目的で、1万ドルをロードアイランド大学に寄付していた。
創立99年のロンドン近郊にある制作スタジオ、トゥイッケナム・フィルム・スタジオが閉鎖されるようだ。リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』や、ロマン・ポランスキーの『反撥』、そして今年度アカデミー賞ノミネート作『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などが製作された場所でもある同スタジオは、今年の6月までに閉鎖され売却されるという。スタジオ側は、ここをもう1度映画スタジオとして使用する買い手が見つかるとは見ていないようだ。1度はスケート場として使用されたこの場所に1913年に設立されたこのスタジオは、リチャード・レスター監督作、ビートルズ主演の『ヘルプ!4人はアイドル』、『ハード・デイズ・ナイト』や、マイケル・ケインの代表作『アルフィー』が撮影された現場でもある。最近では、同スタジオに設備されている衣装部と劇場が『マリリン7日間の恋』の劇中に使用され、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』と『戦火の馬』の撮影でも使用された。
2月26日夜、ビリー・クリスタル司会で開催されたアカデミー賞で、フランス映画『アーティスト』が5部門を獲得した。1920年代のハリウッドを舞台にラブストーリーを描いたこの白黒サイレント映画は、作品賞、ジャン・デュジャルダンが主演男優賞、ミシェル・アザナヴィシウスが監督賞と主要部門のほか、衣装デザイン賞、作曲賞を受賞。ブラッド・ピットやジョージ・クルーニーといったハリウッドのベテラン勢を押さえ、主演男優賞を獲得したジャンは、受賞スピーチにて「この国が大好きです。今夜ここにいる多くの方々から影響を受けました」と興奮ぎみに喜びを語り、最後に「メルシー・ボクー、アイ・ラブ・ユー!」と締めくくった。この他、メリル・ストリープが『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で2度目の主演女優賞を手にした(この他、助演女優賞1回受賞)。『人生はビギナーズ』の演技で助演男優賞を獲得したクリストファー・プラマーは、アカデミー史上最高齢での受賞となり、また、助演女優賞には『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のオクタヴィア・スペンサーが選ばれている。
メリル・ストリープが、アカデミー賞授賞式で使用しなかった自身のスピーチを集めた本を出版する計画を立てているようだ。キャリアを通して計16回もアカデミー賞にノミネートされたメリルが実際に受賞したのは1979年の『クレイマー、クレイマー』での助演女優賞と、1982年の『ソフィーの選択』での主演女優賞の2回だけだが、常に万が一の場合に備えてスピーチを準備しているそうで、いつか本にまとめたいと考えているそうだ。これまでに多数のノミネートを受け、来年のアカデミー賞でも『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で主演女優賞ノミネートは確実と言われているメリルだが、いまだにノミネートされるたびに驚いてしまうそうだ。
メリル・ストリープが、新作ラブコメ映画『Great Hope Springs』への出演が決定した。『プラダを着た悪魔』で共に仕事をしたデヴィッド・フランケル監督作で、夫婦問題の解決を目指してセラピー目的の小旅行に参加する中年夫婦が描かれる。夫役にはかつてジェフ・ブリッジスの名前が挙がっていたが、その話が流れて以来、まだ配役は決定していないようす。現在メリルは、マーガレット・サッチャー元英国首相を演じる伝記映画『The Iron Lady』の撮影が始まったばかり。強い信念を持ち“鉄の女”といわれたサッチャー元首相を演じることに没頭しているようだ。なお、『Great Hope Springs』の撮影は、8月から開始予定。
メリル・ストリープが、1月19日、新作映画の役作りのため、英国会議事堂に訪れていたことがわかった。メリルが新作伝記映画『鉄の女』でマーガレット・サッチャー元首相を演じるため、国会へ英議会の実態を見学に来たのだという。メリルは、国会の討議がどのようなものであるかを知るため、キャメロン首相と労働党の党首エド・ミリバンドとの論戦を見学したそう。1982年にイギリスとアルゼンチンの間で勃発したフォークランド戦争の17日前を描く同作は、現在まだ製作前段階。ちなみに、サッチャーの夫デニスを『ブリジット・ジョーンズの日記』の主人公の父親役で知られるジム・ブロードベント演じるものと見られている。


