マット・デイモンが監督デビューへ
マット・デイモンが監督デビューすることになった。デイモンは俳優のジョン・クラシンスキーと共同でタイトル未定の脚本を書き上げたようで、2人は出演もこなすという。同作はデイモン演じるセールスマンの男が小さな町へと身を移し、自身の人生について見直し始めるというストーリー。元々ブラウン大学在学中に作家見習いとして芸能界に関わり始めたというクラシンスキーが原案を思いつき、作家のデイヴ・エガーズと共に内容を膨らませてデイモンに提案したところ、一緒に脚本に取り掛かかることになったという。現在その脚本はワーナー・ブラザース社の元へと渡っており、まだ製作の正式な決定は下されていないものの、近々許可が下りるものと思われている。その後デイモンには『Father Daughter Time: A Tale of Armed Robbery and Eskimo Kisses』も控えている。
マット・デイモンは、ベン・アフレックが監督と主演を務める『Argo』から、ベン自身をクビにしたかったそうだ。マットはベンと再び共演することを望んでいるものの、ベンが自身の次回監督作で自ら主演することに嫉妬しているのだという。「ベンは『Argo』っていう最高の映画を作っているんだ。あいつが一番いい役を取ったから、僕は出られないよ。彼が主役なんだから。電話して『なあ、お前をクビにして俺を雇ったらどうだ?最高の演技をするよ』って言ってやったよ」残念ながら出演は叶わなかったが、マットは今でもベンと今後共演するのを楽しみにしているという。10年前のベンは失敗作に立て続けに出演しキャリアは失速していたが、マットは現在のベンのキャリアが順調であることに安心しているそうで「あいつの脚本のパートナーとして、あいつの凄さは良く知ってる。他の誰よりも優れているから、報われたと思うんだ。今は全てがまた上手く行っているからね」と話した。
マット・デイモンは、新作伝記映画『Liberace』の撮影現場で、マイケル・ダグラスの唇を奪うのが待ちきれないそうだ。「世界が恋したピアニスト」と呼ばれ、派手な衣装とパフォーマンスで一世を風靡したゲイのピアニスト、リベラーチェの恋人役を演じるマットは、台本を読んで、マイケル扮するリベラーチェとのラブシーンが何度もあることを知り、「マイケル・ダグラスにキスすることが出来るなんて、思いもしなかったよ!」と言って喜んでいるという。マイケルも同じく同作品に向けてやる気満々のようで、「ただの真似事にはならない」と話しており、マットに会った際には、「リップクリームを大量に持ってこいよ、ベイビー」とからかったとか。そんな中、同作を最後に引退することを先日発表したスティーブン・ソダーバーグ監督についてマットは、監督が今後その決断を変えることはないだろうとコメントしている。
マット・デイモンは、自分のキャリアはかなり“運”が味方したと思っているそうだ。1997年の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を親友のベン・アフレックと共に受賞しマットは、今まで様々なチャンスを得られてきたことに感謝しているという一方で、縁のなかった仕事にも同様に感謝しているという。「自分で選択して望んだ仕事の中には、望みどおりにならなくて良かったと思うものもあるんだ。あの時はつかみたかったけど、今思えばあの役がつかめなくて幸運だったってね」また、過去3作で主役を演じた「ジェイソン・ボーン」シリーズの4作目については何も知らないそうで、それについての記事をインターネットで読んだだけなのだという。「世間は僕が内部情報を知っていると思っているだろうけど、僕がその上下関係でどのへんにいるのかってなんとなく分かってもらえただろ。」


