『恋の手ほどき』のルイ・ジュールダンが死去、享年93歳
ルイ・ジュールダンが93歳で死去した。1958年作『恋の手ほどき』のガストン・ラシュイル役ではゴールデングローブ賞にもノミネートされ、1983年作『007/オクトパシー』で悪役カマル・カーンを演じたルイは、2月14日(土)、ビバリーヒルズの自宅で息を引き取ったという。ルイは1963年作『予期せぬ出来事』で色男に扮してリチャード・バートンからエリザベス・テイラーを奪い取る役を演じたり、1982年作ウェス・クレイヴン監督のモンスター映画『怪人スワンプ・シング/影のヒーロー』、1992年作『イヤー・オブ・ザ・コメット/失われたワインを追え』、1947年作アルフレッド・ヒッチコック監督の『パラダイン夫人の恋』などに出演し、2010年にはロサンゼルスでレジオンドヌール勲章を受章している。私生活ではベルト・フレデリックと結婚し、昨年ベルトが亡くなるまで58年間添い遂げたが、1981年5月には2人の息子ルイス・ヘンリーが薬物の過剰摂取で亡くなっている。