『ザ・シンプソンズ』の脚本を執筆するジョン・ヴィッティが、スマートフォン・アプリで人気のゲーム「アングリーバード」の映画化作品で脚本を手掛けるようだ。このゲームはユーザーが投石器を使って鳥を飛ばし、物を壊して高得点を狙うという趣旨になっている。エミー賞受賞経験もあるヴィッティは、『ジ・オフィス』『ザ・ラリー・サンダース・ショー』『キング・オブ・ザ・ヒル』などで脚本家やプロデューサーとして活躍してきた。また代表作『ザ・シンプソンズ』『ザ・シンプソンズ MOVIE』のほか、ファミリー向け映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』やその続編も手掛けている。同アプリの開発元であるロヴィオ・エンターテインメント社と共同で進んでいる本作は、3月にはアニメシリーズとして放送されていた。出演者と監督についてはまだ発表されていない。ソニー・ピクチャーズ配給のこの新作は、2016年7月1日公開を見込んでいる。
人気アクションパズルゲーム、アングリーバードの映画化作品が2016年夏に公開されることが発表された。同映画化作品は、『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジョン・コーエンをプロデューサーに、さらにマーベル・スタジオの元会長デヴィッド・メイゼルを製作総指揮に迎えている。2009年にモバイルゲームとして発売されて以来、アングリーバードは10億回以上もダウンロードされており、さらに最近は『スター・ウォーズ』とコラボした「アングリーバード スターウォーズ」が、携帯電話、タブレット、パソコン等でローンチされ、発売が開始されてわずか数時間のうちにiPhoneのダウンロード・チャートでトップになっている。