英国アカデミー賞、『DUNE/デューン 砂の惑星』が最多受賞
今年の英国アカデミー賞で、『DUNE/デューン 砂の惑星』が最多受賞作品となった。13日(日)にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された授賞式では、ティモシー・シャラメやゼンデイヤらが出演したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の同SF作が、視覚効果賞、音響賞、プロダクトデザイン賞、撮影賞、作曲賞と5部門に輝いた。同作もノミネートされていた作品賞は、ベネディクト・カンバーバッチ主演のウエスタン映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』に渡っている。また3部門の候補に挙がっていた村上春樹の短編小説を基にした濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が、非英語作品賞を受賞した。このほか『アフター・ラヴ』のジョアンナ・スカンランが、主演女優賞、ウィル・スミスが『ドリームプラン』で主演男優賞をそれぞれ獲得した。さらに『コーダ あいのうた』は脚色賞並びに、トロイ・コッツァーが助演男優賞、『ベルファスト』でケネス・ブラナーが英国映画賞を受賞した。