ダニエル・カルーヤ、近未来ディストピアン新作で脚本家デビューへ
ダニエル・カルーヤが、『The Kitchen』で脚本家デビューを果たす。『ユダ ブラック・メシア 裏切りの代償』で昨年アカデミー賞を受賞したダニエルは、キブウェ・タヴァレスとダニエル・エマーソンと共に構築したアイディアに基づき、ネットフリックス向けの近未来ディストピアン作の脚本をジョン・ムルタと共同執筆した。貧富の差が極限まで開いた2044年のロンドンを舞台にした同作では、あらゆる形の公営住宅が姿を消し、労働者階級の者は市の外れで一時的な住居に暮らすことを余儀なくされている中、移住を拒否する者たちによる最後の村「ザ・キッチン」を中心に、抜け出す方法を必死で探る住人イジィと母親を亡くし、家族を求めている12歳の少年ベンジーが厳しい状況の中で生き残りをかけて奮闘する姿を描く。イジィ役は、ネットフリックスドラマ『トップ・ボーイ』で知られるカノことケーン・ロビンソンが演じる。