訃報

2019年12月11日 (水)

『セサミストリート』のビッグバード役キャロル・スピニー死去

キャロル・スピニー米子供番組『セサミストリート』で長年にわたりビッグバードやオスカーに命を吹き込んだベテラン人形使いのキャロル・スピニーが死去した。85歳だった。昨年84歳で引退したスピニーは、筋肉の動きに異常をきたす運動障害の一種であるジストニアを患っていたという。1969年の初回放送から声と共にビッグバードとオスカーの2役を演じたスピニーは生前、同番組が自分に目的を見つけてくれたとその思いを明かしていた。同番組のクリエイター、ジム・ヘンソンとも親しかったスピニーは、グラミー賞を2回、エミー賞を6回、また2006年のエミー賞式典では功労賞を受賞するなど輝かしいキャリアを辿ってきた。994年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムでハリウッドの殿堂入りを果たしているほか、2000年には米議会図書館の「生きる伝説賞」を受賞、また2014年には、スピニーの人生とキャリアを収めたドキュメンタリー映画『アイ・アム・ビッグバード』が公開されている。

2019年8月21日 (水)

『イージー・ライダー』のピーター・フォンダが死去

ピーター・フォンダ『イージー・ライダー』のピーター・フォンダが死去した。79歳だった。肺がんに起因する呼吸不全により、16日(金)に他界したことを遺族が発表した。名優ヘンリー・フォンダの息子であり、最近は『グレイス&フランキー』でも知られる女優ジェーン・フォンダの弟としても有名なピーターは、1969年作『イージー・ライダー』でのワイアット役で一躍その名を知られるようになったのをはじめ、『木洩れ日の中で』や『さすらいのカウボーイ』、『白昼の幻想』、さらには日本映画『だいじょうぶマイ・フレンド』などに主演している。

2019年7月31日 (水)

ミニー・マウスの声優が死去

ルシー・テイラーミニー・マウスの声優で有名なルシー・テイラーが死去した。75歳だった。30年以上に渡って同キャラクターに声を当ててきたルシーは26日(金)、カリフォルニア州グレンデールで息を引き取ったという。1986年以降、テレビアニメや映画、テーマパークなどでミニーを演じてきたルシーの死に際して、ディズニー社のボブ・アイガー会長は、ディズニーレジェンドである故人の長年の功績を称え、今後も彼女の出演作が次の世代を楽しませ、影響を与えることが慰めだとする声明を発表している。そんなルシーは、ミッキーの声優を務めていたウェイン・オルウィンと1991年に結婚し、彼が他界する2009年まで人生を共に歩んでいた。

2019年7月12日 (金)

『メン・イン・ブラック』のリップ・トーンが死去

リップ・トーン『メン・イン・ブラック』のリップ・トーンが死去した。88歳だった。リップが9日(火)、コネチカット州レイクヴィルにある自宅で、妻子らに看取られ、息を引き取ったことが広報から発表されたが、死因について明らかになっていない。Z役で出演した1997年公開の『メン・イン・ブラック』と2002年のその続編で、トミー・リー・ジョーンズと共に出演していたウィル・スミスはインスタグラムに劇中でのツーショット写真を投稿し、「安らかに眠れ、リップ」とキャプションを添えている。『ドッジボール』のパッチーズ・オフーリハン役でも知られるリップは、1991年作『あなたの死後にご用心!』ではアルバート・ブルックスやメリル・ストリープらと共演した。リチャード・ウィドマークと共演した1957年作『祖国への反逆!第5捕虜収容所』で銀幕デビューを飾り、1983年作『クロス・クリーク』のマーシュ・ターナー役でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。また映画以外でも、テレビ番組『ザ・ラリー・サンダースショー』では、6度エミー賞にノミネートされ、1996年には受賞を果たしている。

2018年12月18日 (火)

『愛すれど心さびしく』のソンドラ・ロックが死去

『ガントレット』のクリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック『愛すれど心さびしく』のソンドラ・ロックが死去していたことが分かった。74歳だった。ロサンゼルス郡公衆衛生局が、ソンドラが先月3日に乳がんと骨髄がんにより息を引き取っていたことを発表した。13年もの間クリント・イーストウッドと交際していたことでも知られるソンドラの亡骸は、ウエストウッド・メモリアルパークに埋葬されたそうだ。1976年のイーストウッドが監督と主演を兼任した『アウトロー』での共演をきっかけに交際をスタートした2人は、6本の映画で共演したがその後喧嘩別れをし、ソンドラが1989年に慰謝料を求めて、1995年には詐欺でイーストウッドを訴えるところまで悪化していた。さらにはワーナー・ブラザースを相手に、イーストウッドとの共演で自身のキャリアが台無しになったとして訴訟を起こしたが、3件全てにおいて和解に至っている。ソンドラはアラン・アーキンとの共演者を探していた関係者にその才能を見出されて大抜擢された1968年作『愛すれど心さびしく』でデビューを飾り、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞でそれぞれ助演女優賞にノミネートされる高い評価を得た。

2018年11月28日 (水)

ニコラス・ローグ監督、死去

ニコラス・ローグニコラス・ローグ監督が死去した。90歳だった。『赤い影』や『パフォーマンス 青春の罠』など60年近く映画界で活躍してきたローグが23日(金)夜に息を引き取ったことを、息子のニコラス・ローグ・Jrが発表した。英国を代表する映画監督の1人となったローグだが、メリルボーン・スタジオズで雑用係兼カチンコ担当としてキャリアをスタートさせた。監督デビューはドナルド・キャメルと共同でメガホンを取った1970年作『パフォーマンス/青春の罠』だったが、暴力や薬物の使用のシーンがローグの作品同様に論争を引き起こし、公開が2年遅れた。ローグは以前、『赤い影』のセックスシーンが実際に行われていたとする噂について、それだけ真に迫ったものだと喜んだと明かしていた。

2018年11月15日 (木)

マーベルのスタン・リー、死去

スタン・リーマーベル・コミックの原作者として有名なスタン・リーが死去した。95歳だった。リーが12日(月)朝、ロサンゼルス市内の病院で息を引き取ったという。今のところ、死因については不明なものの、今年初めに肺炎で病院に搬送された際には、診察から数日後に回復していると報告し、ファンを安堵させていた。コミック本の作家としてキャリアをスタートさせたリーはその後、編集長、映画の製作総指揮、役者、発行責任者と活躍し、映画に登場するなど今日でも人々から愛される数々のコミックのヒーローを生み出したことでも知られる。ブラックパンサー、ハルク、X-メン、ファンタスティック・フォー、アントマン、マイティ・ソー、アイアンマンなどの誕生に携わったリーは、善と悪の間にある線引きを曖昧にする心理的な複雑さを悪役に与えたほか、スーパーヒーローの短所も初めて描いたことでも知られる。また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品などにカメオ出演することでも有名だった。

2018年7月12日 (木)

『くたばれ!ヤンキース』のタブ・ハンター、帰らぬ人に

タブ・ハンター『くたばれ!ヤンキース』のタブ・ハンターがカリフォルニア州サンタバーバラの病院にて亡くなった。死因は血栓による心不全で86歳だった。俳優だけでなく、ミュージシャンや作家としても活躍したタブは、『愛欲と戦場』といった数々の名作に出演するなど1950年代を代表する人気映画俳優として一時代を築いた。一方、同性愛者であったタブはそれが社会的にタブーとされていた時代に、「二重生活」と形容する人生を送り、最近ではタブとアンソニー・パーキンスとの同性愛を題材にした映画が製作予定と報じられていた。J・J・エイブラムスと「スター・トレック」シリーズでタッグを組んだザカリー・クイントが、タブの自伝を原作に、ハリウッド黄金時代を代表する人気俳優であったこの2人のロマンスを描く『Tab & Tony』の製作に取り組む予定だ。

2018年7月10日 (火)

映画監督クロード・ランズマン、92歳で死去

クロード・ランズマンフランスの映画監督クロード・ランズマンが、パリの自宅で息を引き取った。92歳だった。死因は明らかにされていない。9時間超のドキュメンタリー映画『ショア』で知られるクロードは1925年パリの東欧系移民の家庭に生まれ、大戦中には反ナチス・レジスタンス運動にも加わっている。映画製作に携わる前は、文学と哲学を学び、ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールなどフランス知識人とも交流があった。クロードの代表作となった『ショア』は、第二次世界大戦中のナチスドイツによるホロコーストの恐怖を、関係者の証言で描き出した作品だ。製作に12年を費やし、1974年から1981年にかけて行ったインタビューは延べ300時間に及ぶ。『ショア』は1985年の公開以来、世界各国で称賛を浴び、厳しい映画評論家として知られたロジャー・エバートを「映画史上最も高尚」と言わしめた。その後の作品が『ショア』ほどの評価を受けることはなかったものの、クロードは最期まで映画監督として活動を続けた。

2018年6月13日 (水)

初代ボンドガール、ユーニス・ゲイソンが死去

ユーニス・ゲイソン初代ボンドガールとしても知られる英女優のユーニス・ゲイソンが死去した。90歳だった。『007 ドクター・ノオ』『007 ロシアより愛をこめて』でシルヴィア・トレンチ役を演じていたユーニスが8日(金)、この世を去ったことが公式ツイッターで発表された。ユーニスの役どころは、当時ショーン・コネリーが演じていたジェームズ・ボンドの決まり文句、「ボンド、ジェームズ・ボンド」というセリフを導き出したことでもシリーズ史上最も重要な役の1つとなっていた。映画『フランケンシュタインの復讐』やテレビドラマ『セイント天国野郎』などにも出演していたユーニスは、2012年のインタビューの中で、ショーンがそのセリフを言うまで苦戦していたというエピソードを明かしており、監督のテレンス・ヤングから2人で1杯飲んでくるように勧められ、その後にショーンは見事に演じたと話していた。




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