訃報

2018年7月12日 (木)

『くたばれ!ヤンキース』のタブ・ハンター、帰らぬ人に

タブ・ハンター『くたばれ!ヤンキース』のタブ・ハンターがカリフォルニア州サンタバーバラの病院にて亡くなった。死因は血栓による心不全で86歳だった。俳優だけでなく、ミュージシャンや作家としても活躍したタブは、『愛欲と戦場』といった数々の名作に出演するなど1950年代を代表する人気映画俳優として一時代を築いた。一方、同性愛者であったタブはそれが社会的にタブーとされていた時代に、「二重生活」と形容する人生を送り、最近ではタブとアンソニー・パーキンスとの同性愛を題材にした映画が製作予定と報じられていた。J・J・エイブラムスと「スター・トレック」シリーズでタッグを組んだザカリー・クイントが、タブの自伝を原作に、ハリウッド黄金時代を代表する人気俳優であったこの2人のロマンスを描く『Tab & Tony』の製作に取り組む予定だ。

2018年7月10日 (火)

映画監督クロード・ランズマン、92歳で死去

クロード・ランズマンフランスの映画監督クロード・ランズマンが、パリの自宅で息を引き取った。92歳だった。死因は明らかにされていない。9時間超のドキュメンタリー映画『ショア』で知られるクロードは1925年パリの東欧系移民の家庭に生まれ、大戦中には反ナチス・レジスタンス運動にも加わっている。映画製作に携わる前は、文学と哲学を学び、ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールなどフランス知識人とも交流があった。クロードの代表作となった『ショア』は、第二次世界大戦中のナチスドイツによるホロコーストの恐怖を、関係者の証言で描き出した作品だ。製作に12年を費やし、1974年から1981年にかけて行ったインタビューは延べ300時間に及ぶ。『ショア』は1985年の公開以来、世界各国で称賛を浴び、厳しい映画評論家として知られたロジャー・エバートを「映画史上最も高尚」と言わしめた。その後の作品が『ショア』ほどの評価を受けることはなかったものの、クロードは最期まで映画監督として活動を続けた。

2018年6月13日 (水)

初代ボンドガール、ユーニス・ゲイソンが死去

ユーニス・ゲイソン初代ボンドガールとしても知られる英女優のユーニス・ゲイソンが死去した。90歳だった。『007 ドクター・ノオ』『007 ロシアより愛をこめて』でシルヴィア・トレンチ役を演じていたユーニスが8日(金)、この世を去ったことが公式ツイッターで発表された。ユーニスの役どころは、当時ショーン・コネリーが演じていたジェームズ・ボンドの決まり文句、「ボンド、ジェームズ・ボンド」というセリフを導き出したことでもシリーズ史上最も重要な役の1つとなっていた。映画『フランケンシュタインの復讐』やテレビドラマ『セイント天国野郎』などにも出演していたユーニスは、2012年のインタビューの中で、ショーンがそのセリフを言うまで苦戦していたというエピソードを明かしており、監督のテレンス・ヤングから2人で1杯飲んでくるように勧められ、その後にショーンは見事に演じたと話していた。

2018年5月17日 (木)

『スーパーマン』のヒロインのマーゴット・キダーが死去

マーゴット・キダーマーゴット・キダーが、69歳で帰らぬ人となった。1970年代から80年代にかけて製作された「スーパーマン」シリーズのヒロインであるロイス・レイン役で故クリストファー・リーヴと共演したマーゴットが、13日(日)モンタナ州リヴィングストンの自宅で亡くなった。現在、死因は明らかとなっていないが、生前マーゴットは双極性障害に長年悩まされており、それについて公にすると共にメンタルヘルスについての提唱者としても知られていた。闘病生活はあまりにも過酷で、1996年マーゴットは4日間の失踪後、ある家の裏庭で発見され、ロサンゼルス市警によってオリーヴ・ビュー・メディカルセンターに搬送され、精神科医療を受けていたこともあった。TVドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』などのヒット作に出演してきたマーゴットは、2004年クリストファーと『ヤング・スーパーマン』で再び共演を果たし話題を呼ぶ。また、2015年には、R・L・スタインの『The Haunting Hour』での演技を評価されエミー賞を受賞、2年間のツアーを含むブロードウェイの舞台『ヴァギナ・モノローグ』に出演を果たし、昨年公開の映画『The Neighborhood』にも出演していた。

2018年4月18日 (水)

『フルメタル・ジャケット』のR・リー・アーメイ、74歳で死去

R・リー・アーメイ『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹役で知られたR・リー・アーメイが死去した。74歳だった。ゴールデングローブ賞にもノミネートされたことのあるアーメイが15日(日)、肺炎による合併症でこの世を去ったことをマネージャーがツイッターで伝えた。スタンリー・キューブリック監督による1987年公開の同作で新兵たちを鍛えるハートマン軍曹を演じたアーメイは、実際に11年間海兵隊に所属し、ベトナム戦争にも派兵された経験を持ち、この役柄でゴールデングローブ賞の助演男優賞にもノミネートされた。2002年には米海兵隊の下士官へ名誉昇格を受けたアーメイに対し、アメリカ軍の公式ツイッターにも追悼メッセージが寄せられている。『フルメタル・ジャケット』のほか、『デッドマン・ウォーキング』『セブン』『プリフォンテーン』などの映画への出演以外にも、『ザ・シンプソンズ』や『トイ・ストーリー』『ファミリー・ガイ』などのアニメ作品で声優も務めていた。

ミロス・フォアマン監督死去、著名人らから続々と追悼コメント

ミロス・フォアマン、コートニー・ラブ (c) instagramミロス・フォアマン監督が先日亡くなったことを受けて、ジム・キャリー、コートニー・ラブ、アントニオ・バンデラスらが追悼の言葉を寄せている。13日(金)に86歳で亡くなったフォアマンは、アカデミー監督賞を受賞した『カッコーの巣の上で』や『アマデウス』、『ラリー・フリント』など数々の名作を生み出した名匠として知られていた。フォアマン作品のひとつで実在したコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画『マン・オン・ザ・ムーン』のアンディ役を務めたジムはツイッターで「また1人、偉大な人が逝ってしまった」とコメントした。また、ホールのヴォーカルでもあるコートニーはインスタグラムでフォアマンとの写真を投稿し、自身が女優として成功するきっかけとなった『ラリー・フリント』の監督を偲んだほか、バンデラスはツイッターでフォアマンを「映画撮影の天才で、人物描写の職人」と評した。

2008年5月30日 (金)

アカデミー監督シドニー・ポラックが、ガンで死去

約9ヶ月前にガンと診断され、闘病生活を送っていたシドニー・ポラック監督が、メモリアル・デイの5月26日、ロスの自宅で無くなったことが明らかになった。73歳だった。監督でありプロデューサーであり俳優でもあったポラックは、『追憶』や、アカデミー賞で監督賞など7冠を制した『愛と哀しみの果て』など70年代から80年代にかけて最も活躍した監督の1人。近年の監督作は、2005年の『ザ・インタープリター』で、他にはジョージ・クルーニーの主演作や監督作『フィクサー』『Leatherheads』でプロデューサーや出演を兼ねる傍ら、俳優業としては現在全米公開中の『近距離恋愛』などに出演。精力的に活動してきたが、病には勝てなかった。

(C)IMPictures/FilmMagic




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