『カムイ外伝』イーキン・チェン 緊急来日!!アクショントークイベント開催

日時:7月4日(土)
場所:六本木ヒルズアリーナ
出席者:イーキン・チェン、崔洋一監督、谷垣健治アクション監督

『カムイ外伝』イーキン・チェン 緊急来日!!アクショントークイベント開催

映画『カムイ外伝』に出演している香港の人気俳優イーキン・チェンの来日トークイベントが六本木ヒルズアリーナで行われた。当日は、500人ものファンが来場し、開場は熱気に包まれた。またステージには、谷垣健治アクション監督、崔洋一監督も駆け付けて、『カムイ外伝』撮影現場での裏話を披露。息のあったトークを繰り広げ、会場には笑いと歓声が沸き起こった。

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■崔監督:「イーキンすはごい人気!おかげで天気も晴れました(笑)。私も香港が大好きです。初めて香港に行ったのは返還前でした。色々な価値観があって面白いところ。面白い場所には、面白い人、素晴らしいアクターが生まれます。イーキン・チェンと初めてお仕事して、改めてそう思いました。彼の心の優しさ、強さが映画の中でたっぷり見られると思います。楽しみにしていてください」

■谷垣アクション監督:「僕は、香港映画が大好きで、アクションの世界で香港で挑戦したいと思い香港へ飛び込んでいった人間です。何本もお仕事でご一緒しているイーキンと、日本の映画でこういう幸せな出会い方をまたさせてもらったこと、香港イベントでご一緒できたこと、本当に嬉しいです」


イーキンのキャスティング理由は?

■崔監督:「この人しかいないでしょう。ただスターだということだけでなく、過去のお仕事を拝見し、私の求めている世界観が重なったこと、それが最大の理由です」

■イーキン:「監督褒めすぎです(笑)。でも嬉しいです。ありがとうございます」

■谷垣アクション監督:「イーキンは努力を見せない人。今回、もともと録った日本語の長いセリフに合わせて喋ってもらうシーンがあり、最初は不安でしたが、ものすごくスムーズだった。かなり練習したんだと思います」


崔監督の第一印象は?

■イーキン:「監督は大人なのにやんちゃな方だと思います(笑)。現場で特に印象に残ったのは、ラストカットを撮った時です。監督から「もう一度」と声がかかり、もう一度やりました。そうしたら照明が変わり、音楽が流れてきて、なんだろうと思いました。それは監督が用意してくれたエンディングセレモニーでした。香港ではそんな経験をしたことがなかったので、印象深かったです」

■崔監督:「俳優さんの撮影は一斉に始まり、一斉に終わるわけではないんです。最後の場面を迎える時、私の気持ち、お礼を申し上げたかった。あらかじめスタッフにお願いし、イーキン・チェンの映画用の照明が、いきなりクラブのようになって、さっと香港のポップソングが流れる、それを決めたのは、実は谷垣アクション監督です」


日本の映画の録り方のスタイルについて

■イーキン:「全てがチャンスだととらえていました。参加できたことを嬉しく思っています。撮影前に、剣道などの日本の武術を学ばせていただきました。香港映画では、現場に行って習い、すぐ本番。事前に練習の時間をとっていただけるのはとても嬉しかった。映画出演以外にもたくさんのことを学ばせていただいたと思います」

■崔監督:「イーキンはとても特殊な刀を使っていますが、上手です。おっかないシーンもあります。日本でも有名な特殊メイクのスタッフがイーキンの顔に、ある特殊メイクをしています。そのあたりはお楽しみに」

■イーキン:「小さな頃から、日本の忍者が大好きでした。初めての日本映画出演が、忍者の役で本当に嬉しく思っています。そして、谷垣アクション監督にも改めてお礼が言いたい。今まで何度もお仕事をご一緒させていただきましたが、ほとんどは香港映画でした。初めての日本映画でご一緒できて良かった、ありがとうございます」

■崔監督:「私や、谷垣アクション監督と一緒にいることを決意してくれたことに、こちらこそ感謝です」

■谷垣:「ワイヤーが得意だと以前から話していましたが、今回も沖縄の崖で挑戦してもらいました。慣れている香港のアクションクルーではなかったので、最初は怖かったと思う。でも私たちを信頼してくれ頑張ってくれました」


イーキンの印象的な出来事とは?

■崔監督:「本格的な日本映画が初めてな彼にとって、言葉の違いなど大きなハードルがあったと思う。最初会った時の空気感に感銘した。過去様々な国の方ともお仕事をご一緒しましたが、細かなディテールを求める方もいる。でもイーキンは一言、「僕はこう思うが、監督はどうですか?」と。それが一致したんです。「あなたの言うとおりです。その中で思うがままにやっていただければいい」と。これほど素晴らしいミーティングはない。この人は海を渡り、国を超え、民族を超え、仕事ができるすごい香港人であり、国際人だと強く感じました」


また日本の映画に参加したいですか?

■イーキン:「またぜひ参加したいです」

■崔監督:「スタッフも共演者もイーキンに対して、スターなのに敷居の高くない人という印象。俳優は強い意志が必要だが、優しい心も持たなくてはいけない、イーキンはそういう人間でした」


最後に一言

■イーキン:「日本だけでなく、香港はじめ色々な国で上映されるよう、プロモーションに行けるようにと思っています」

■谷垣アクション監督:「『カムイ外伝』のお話をいただいてから僕でさえ4年、監督はもっと長い時間をかけた作品がやっと完成しました。その何年かの歳月が積もり積もってそれが集まり、120分になった映画です。とても密度の濃い作品になっています。その『カムイ外伝』が僕の愛してやまない香港で上映されるといいなと心から思います」

■崔監督:「このようなチームで仕事できることは、映画の作り手冥利だと思う。また香港でこのようなイベント、または上映館でイーキンと再び一緒に舞台を踏めたら最高の喜びだと思います。今日は本当にありがとうございます。みなさん劇場でお待ちしています」

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『カムイ外伝』
配給:松竹
公開:2009年9月19日
劇場:丸の内ピカデリー2ほか全国にて
公式HP:http://www.kamuigaiden.jp/

<イーキン・チェン プロフィール>

1967年生まれ。香港を代表する俳優であり歌手の一人。98年には香港コロシアムで10万人規模のコンサートを開催し話題を集めた。その後、香港のみならずアジア各国で活躍。96年の『欲望の街・古惑仔/胴鑼湾の疾風』(アンドリュー・ラウ監督)に始まる“古惑仔”シリーズ(I~VI)で日本でも注目される。更に98年に主演した『風雲 ストームライダーズ』(アンドリュー・ラウ監督)が大ヒットを記録、人気を不動のものにした。ほか出演作として『東京攻略』(00/ジングル・マ監督)、『ツインズ・エフェクト』(03/ダンテ・ラム監督、ドニー・イェン監督)など。現在、『風雲II』(オキサイド・パン監督、ダニー・パン監督)の公開を控えている。


<アクション監督:谷垣健治 プロフィール>

1970年生まれ。倉田アクションクラブで学び、93年に単身香港へ。スタントマンの経験を経て、アクション指導も手掛けるようになる。ジャッキー・チェンが会長を務める「香港動作特技演員公會」唯一の日本人会員。現在は国内外を問わず監督、アクション監督、スタントコーディネーターとして活躍中。近年の主なアクション監督作品は、『リアル鬼ごっこ』(08/柴田一成監督)、『カンフーくん』(08/小田一生監督)他。スタントコーディネーターとして『新宿インシデント』(09/イー・トンシン監督)など多数。

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